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いま、銀座に何が起きているのか
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日本を代表する街に人がいない
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- 国内外から多くの人が訪れる銀座。普段は、昼夜を問わず活気に溢れています。
しかしいま、その銀座が窮地に立たされています。街から人が消え、灯りが消え、活気が失われてしまったのです。 -
「夜の銀座」は未曾有の窮地に
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- 「このままでは、お店を続けられない」
そう語るのは銀座の老舗文壇バー「ザボン」の水口素子ママ。『PRESIDENT』6月12日発売号から始まる連載企画の打合せで、銀座の窮状を話してくれました。銀座という場所柄家賃も高額で、3月はほとんど営業していないにもかかわらず、大きな維持費だけが出ていってしまったそうです。 - 「ザボン」はリーマンショック、東日本大震災も乗り越え、40年以上も営業を続けてきましたが、新型コロナウイルスによる「緊急事態宣言」以降は未曾有の危機に直面しています。
もちろん、どの業種もいまは大変な状況です。しかし、風営法で管轄される業種は公的な支援の対象外となってしまう場合もあり、一層不安定な立場に置かれているのです。 -
老舗文壇バーを支援します!
- そこでPRESIDENTでは、新連載でお世話になる老舗文壇バー「ザボン」のママを応援するため、クラウドファンディングを立ち上げました。
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文壇バーとは?
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- 文壇バーとは、文壇の関係者が常連として集まるバーの総称です。その歴史は川端康成、白洲次郎、小津安二郎など名だたる著名人に愛され、小説『夜の蝶』に登場するお店のモデルにもなった「おそめ」というお店まで遡ります。
ザボンはその「おそめ」の系譜を継ぐ文壇バーとして1978年に開店。銀座で40年以上も愛されてきました。 -
「体が動かなくなるまでやり遂げる」という決意
- 実はママには一度お店を閉め、手放してしまった苦い経験があります。
それが1989年にオープンした赤坂の蕎麦割烹「三平」です。「ザボン」も「三平」も順調でしたが、20年が経ったころ、金融危機や震災による不況のあおりを受け、経営がどんどん厳しくなりました。
毎月のように膨らむ赤字を見て、「ザボン」も「三平」も潰れてしまうのではないか……と夜も眠れない日が続いたそうです。
とうとうストレスで大腸ガンを患った水口さんは「三平」を手放してしまいますが、「もう少し頑張れば続けられたのではないか」と、今もこのことを「人生最大の失敗」と後悔しています。
そしてこのとき「ザボンだけはなにがあっても、体が動かなくなるまでやり遂げる」と決意を固めました。 -
「ザボン」存続に力をお貸しください
- お店の危機に立ち向かうママを応援したい、苦しい時期を何度も乗り越えてきたザボンを続けてほしい。そのために、新連載をお願いしている「プレジデント」でこのプロジェクトを企画しました。
さまざまな支援方法をご用意しました。ぜひ、みなさまのご支援をお待ちしております! -
さまざまな支援方法とリターン
- ※詳細はそれぞれのページもご覧ください。
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ママたちと「オンライン飲み」コース
- ただ寄付を募るだけでなく、「今だからできること」を見つけて支援したい――そう考えた私たちは、自粛生活で急速に広まった「オンライン飲み」に注目しました。
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- このコースを支援してくださった方は水口素子ママ・ホステスさん(計2~3名)との「オンライン飲み」を楽しんでいただけます。
支援方法は以下の2種類です(どちらも、2口までご購入いただけます)。
・おためしコース(15分)1口5000円
・通常コース(1時間)1口2万円
※ご購入後、日程調整のご連絡をいたします。
多忙なママとオンラインで飲む、これはお店が営業できない「今だからできること」です。
また、普段はなかなか話せない“銀座のママ”と飲めたら、閉塞感のある日常を変えられるのではないでしょうか。
ぜひ、この機会に一流のもてなしに触れてみませんか? -
「気持ちを届ける」寄付コース(大口支援で「特別なご案内」)
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- 「ザボン」存続のために奔走するママへ「気持ち」を届けていただく寄付コースです。
何口でもご支援いただけます。50口以上のご支援をいただいた方にはザボンより特別なご案内(文壇バーならではのゲストと飲める会のご案内など)をお届けする予定です。 -
「ママと乾杯!ボトル1本プレゼント」コース
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- こちらのコースをご支援いただいた方にはご来店の際、ウイスキーのボトルを1本プレゼントいたします(写真はイメージです。実際にプレゼントされるウイスキーとは異なる場合がございます)。
- ぜひ、この状況が落ち着いたらご来店いただき、こちらのボトルでママと乾杯してください。
- 写真=市来朋久